経済・相場データ等一覧

主要国のPMI(購買担当者景気指数)が50割れ 相場悪化も示唆

Twitterでは既に多くの方々を通じて流れていますが、米国・日本・ドイツ・中共など、各国のPMI(購買担当者景気指数)が好・不況の分かれ目である50を下回って、景気が悪化してきていることが示唆されているそうです。

米国2年債と10年債の利回り逆転(いわゆる「逆イールド」)と相まって、株式市場に黄色信号が点り、相場の大きな下落と景気の悪化が危惧されています。

相場は、上下動を繰り返しながら、下落する局面に既に入っているのかもしれません。

私の長期投資ポートフォリオも、そういった状況を考えて、債券ETFや株価指数レバレッジ(のベア型)ETFを主体にしています

今月(2019年8月)は、ポートフォリオのリバランスや銘柄の入れ替えなどは行わない姿勢で行こうと思っていたのですが、景況感と相場の悪化が思っていたよりも急に目立ってきているので、米国短期国債ETFを先進国地域(米国等)の株価指数ベア型ETFに変えようかと思っています。フルインベストメントは堅持したいと思っています。


対ドル以外は円高

このレポートの11ページあたりに、各国の対円為替レートの動きを表にまとめたものがあります。2019年7月最終営業日と比較して、過去5年、円安に振れた通貨は、表に載っている通貨では、米ドルとタイ・バーツだけでした。

対ドル以外は、全て円高になっていると大雑把には言えます。今月に入っても、円高ドル安が進行していることを考えると、5年前に海外投資をしていたら、為替差損がどうしても発生してしまっている状況でしょう。

米国の大型株指数と、日本のTOPIX等では、為替差損を考慮しても米株の方がパフォーマンスが良く、残念ながら、日本株の優位性は無いかもしれません。

金融市場のグローバル化が進んだ昨今では、円高の進行は、世界中がリスク回避に動いている証であると理解されます。この流れが逆流して、再び各国ごとの株式市場間の連動性が薄れる気配は今のところありませんから、「市場はゆっくりと、しかし着実にリスク回避へと動いている」という理解で良さそうです。


MSCIコクサイインデックスで思うこと

Twitterで『MSCIコクサイインデックス』に関する呟きを見かけたので、むかし、この指数については調べたことがあったと思うのですが、再度確認し、備忘録として記事にまとめてみたいと思います。

『MSCIコクサイインデックス』は、世界中の『先進国市場』とされる株式市場の全体から、日本を除いた国々だけで構成した株式指数です。組入れ比率などにも基準が設けられていると思いますが、たぶんに、各国の株式の時価総額を参考に各国のシェアが決められている指数だと思われます。

指数を直接調べると時間がかかるので、近似値をもとめられればそれでよいとして、MSCIコクサイインデックスのETFをひとつ取り上げて、採用国とその構成比などを調べてみることにしました。

今回は、アイシェアーズのMSCIコクサイインデックスETFを調べて見てみました。

構成比では、米国がほぼ7割弱を占めて、圧倒的でした。英国が6%、フランスが4%と続きます。ドイツが3%強しかないのは意外かもしれません。

私の感想としては、MSCIコクサイインデックスに特段、投資をするメリットを感じない、というところです。

「欧州が今後成長する見込みのない地域になってしまっていながら、そこそこの比率を占めている」とか、「日本以外の先進国であれば、この構成比を見れば、米国一国に投資するだけでも十分なのでは?」と思うからです。

投資する、しないは各人の自由ですが、私なら、株式投資をするなら、日本と新興国への投資の組み合わせを選びたいな、と現状であれば、思います。



先週発表の主な相場指標まとめ

◎信用取引残高・・・売り残減少で、急落の予兆なし。

◎円の売買・・・五千余枚売り越し減少。依然売り越し高水準。

◎225先物(ラージ)・・・主要五社が少し売り越しに転じた。

◎米VIX先物・・・売り越し高減少。



先週までの相場指標まとめ(2019.04.28)

シカゴ通貨先物取組状況(右端マイナスで売り越し高)
円は売り越しが10万枚越え。先々週あたりから売り越しペースアップ
東証の信用取引残高
売り残高はそれほど多くはない
225先物(ラージ)6限月取組
4月に入って買い越しに転じた様子が見て取れ、買い越しも増えている
米VIX先物
売り越し(ショート)は18万枚を超え、過去15年で最高となった

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)