臨戦態勢整備(2022.5.13)

外国為替

前回の記事を書いたその日から、仮想通貨群が大暴落しました。最初の犠牲が仮想通貨群だったわけです。11日と12日の2日間にわたっての、主にNY市場の時間帯での急落でした。

11日は、NY株式も大きく下げましたし、12日は貴金属相場が大きく崩れました。その2日間、円相場は欧州時間から上値を切り上げていき、ドルインデックスが上がっているのに、円が対ドルでも上昇し、スイスフランも含め、主要通貨に対して円が強い動きが続き、それは今も継続しています。

人民元も対円で大きく下がっているなか、ロシアルーブルは、対円で2日間連続して上昇してきました。現在も安定しています(13日16時台)。やはり、株式市場というのは、資本の出入り、市場規模としては大きいのですが、法定通貨の為替市場は、その国の強弱要素を、観るのには非常に興味深いものがあります。いろいろな要素を包含していて、示唆してくれます。

先が見えない相場状況です。仮想通貨群が、いくら暴落して価格が安くなった、といっても、またさらに下げるかもしれませんし、押し目買いとかも少々の時間、検討してはみましたが、結論としては危なっかしくて、できたものではないと思いました。

年初来、あるいは52週(1年間)チャートでいろんなものを「騰落率」という、おなじ物差しで比較してみると、興味深いものがあります。

米国の30年国債の利回りは、年初来1.5倍になっています(債券の価格は下落したということ)。あと、貴金属は、直近失速しましたが、とくに円建て銀は、年初とほぼ変わらない価格まで落ちました。円建て金価格が円安ドル高で伸びているにもかかわらず、です。ということは、ドル建て銀価格は年初よりかなり下がっていることになります。まあ、上げが顕著なのは、原油先物相場と穀物等の食品・嗜好品系の先物相場でしょうか。

商品相場で底値を拾いたい気持ちはやまやまなんですが、ドル建て資産クラスということもあり、ドル円相場とドル建て商品価格の観察を強化しないといけませんね。改めて、ここ5年間のチャートで見ると、今となっては、原油先物はもうぶっ飛んだ感じですが、2022年5月というのは、あと約半月しか残りがありませんが、今下がっているものが、さらに下がっていくのではないだろうか、という気がします。原油先物もWTI原油などは頭打ち感があります。そのほかでは、仮想通貨群・各国株式・債券市場・対円為替相場・各種金属の先物相場などが、下値をさらに切り下げ続けそうな気配です。

前回の記事を書いてから、私も実際に行動を起こす前準備を整えつつあります。翌6月も要注意期間は継続ですが、今月の突発的な本格的暴落がもしかしたら起こる未来が近いのではないか?と身構えている状態です。

多分、「大きな谷」は今後複数回訪れるように思われますし、自分には的確な先行き見通しができる自信はありません。しかし、昨日までの仮想通貨の暴落は序章のなかの序章に過ぎないのは何となくわかります。マーケット規模が相対的に小さいですから。

もう、空前の金融大崩壊は、それほど先の話ではないでしょうし、起こることはほぼ間違いないと、素人目でも感じます。ここまで来れば、例え、将来の最大の大暴落の底値を拾えなかったとしても、「いずれ本来の価値を取り戻す」と思えるものを選別して比較的安値で買えていたのなら、それで良いと思います。

相場商品を買うのであれば、市場価格と、それを参考にして決まるようなモノの価格をしっかり追跡していくことが必要で、自分も生活のリズムを崩さない範囲で、注視していきたいと思います。

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