本当の意味での「資産分散」(2022.4.17)

経済・相場データ等

目下、インフレが進み、円安も進んでいます。毎日夜遅くまで、私は「生活防衛」について考える日々です。そのために、いろいろなネットメディアや書籍などをあたって、生存し続けるための方策を探ってきました。

まだ勉強途上ですが、ある程度、見えてきたものもあります。それが、本当の意味での「資産分散」の重要性です。

最近、投資色の濃い金融商品は、株等を含めて、全く手を付けていません。これで、株式投資を全くやめてしまって、未来永劫保有しないとしていいものかどうか。私は、今日は「日本経済には長期的に浮き沈みがある」ということを受け入れつつ、その上で浮沈の波を受け入れた上で、資産形成を進めるのがいいのではないか?と昨日までと少し考えを変えました。

最近、自分の気持ちが「財産を早く少しでもつくって、それを守らなきゃ」という姿勢一辺倒になっていたところを、「資産価値を、経済環境に合わせて動かしながら、増殖させていこう」という、一歩先を見据えた戦略を作ろうと考え始めてみたところです。結局、それを再修正することになるかもしれませんし、修正を否が応でも迫られるかもしれませんが、「何事も『極端に』行ってはいけない」と考えました。

今注目すべきかつ長期的なものとなりそうな流れは、「商品価格上昇」と「円全面安」の2つが主だろうと思いました。「それなら、円を捨てて、外貨に替えたり、ドル建て商品相場の品々に投資か?」というと、私にも「資力の限界」がサラリーマン以上に低い水準で存在していますから、いろいろ吟味していかなければいけません。

極端は良くない、という話をしましたから、その線で行けば、ある程度貯蓄(円預金)があり、しかもそれが資産の100%を占めているくらいの方になれば、「資産分散」が現時点でも可能ではないかと思いますし、挑戦してみる価値はあるのではないかと思います。少し踏み込んで言えば、自分がそのような条件を満たしていたとしたら、預金から他の「モノ」へ換えて保有し、かつ分散して保有する、ということを自分もできるのならやってみたいと思います。

預金に加えて、不動産とか、株式とか貴金属などがそれにあたるでしょうか。紙幣の価値はこの100年間、世界全体で見てもどんどん下がっていく一方ですから、今はインフレであるとかデフレであるとか、この際経済学者の示す定義はある程度忘れて、「お金は毎年、価値が落ちていく」という結論だけを考えとけばいいんじゃないか、と思えました。

自分の今の状況を考えると、手持ちの現金はほとんどないですし、たまに入ってくる10万円にも満たない年金を「さて、どう使おうか」といった感じです。ですので、健常勤労者等とは違う戦略が必要な気がします。そうなると、ある程度、相場環境などを加味した現状で、均等分散的ではなく、保有したいと思う資産クラスに偏重したポートフォリオで、機敏に資産クラスを変化させると考えねばならないのではないかと思います。

インフレや円安が空前絶後となったとしても、いつかは収まるでしょうから、私の場合、その頃にはまた資産ポートフォリオが違ったものになっているはずです。今後の金融・経済環境のシミュレーションは、非常に難しいですし、ましてや、「20○○年にこうなる」といったことも、本当かどうか分かりません。とりあえず、現在進行中の波に合わせて、あるいは時として「総悲観は買い」などを実践して、ローテーションも交えて、資産増殖を目論む他無いのではないか、と思っています。

結論としては、ある程度のお金を既に持っている人は、資産クラスレベルでの「分散」をするのが良くて、私のような、これから少しずつ資産形成を図りたい人間にとっては、安全度合や換金性とのにらめっこで、現金をある程度確保しつつ、その時々で持っていると良さそうな資産クラスを変えていったりしながら、資産を効率よく殖やしていく、といった戦略をとれたらいいなと思います。

タイトルとURLをコピーしました