災害対策と「生活防衛」(2022.3.11)

情報技術(IT)

東日本大震災が発生し、多くの人が犠牲となってから、今日でちょうど11年経ちました。

さまざまな災害で、現在の日本でも、国民が一人も亡くなられない年はありません。そういう意味では、東日本大震災は、一度の災害としての犠牲者数が、とてつもなく多かったことや、人災が重なることで、今も被害が有形無形に残っているという点では、特筆せねばなりません。ですが、他の災害でも、人が毎年のように命を落としていることを考えると、それを我がことのように思えば思うほど、どの災害で亡くなられた方についても、より等しく扱いたくなってくるのは、私だけでしょうか?

とはいえ、繰り返しになりますが、東日本大震災は、特に福島県浜通り地域においては、「人災」の部分も大きく、私たちは同じ日本国民として、生まれ育った地に帰還できない方々が老若男女でおられることを忘れず、当時の政府の対策の誤りや、今も続く「政策の誤り」…住民の皆さんに自宅へ未だに戻ることを許していない…を正さなければいけないとは思います。

以上のような、大規模災害は、天災の規模もさることながら、人災の規模も大きくなるようですから、なかなか個人の力でそれを小規模に抑えることはできません。

話の次元が一気に落ちてしまうようですが、今回の記事のお題へと内容を変えさせてください。比較的小規模な災害が起き得るのは、日本ではしょっちゅうのことで、頭の中では意識しておられる方は多いと思います。

前回まで、2度にわたり、高インフレが迫っていることについての話題に触れ、対応策を考えてきました。今回は、各人のできる災害対策を今、具体的に実行することが、過去以上に「実際に役立つ」可能性が出てきていて、しかも、それが「生活防衛」とも密接に繋がる、というところまで自分の実行例を挙げながら、話をしていきたいと思います。

近年、IT(情報技術)の発展に伴い、一人一台PCあるいはスマホを持つ時代となり、「主な情報源はスマホから得る」という方が年齢を問わず劇的に増えてきていることは、私が説明するまでもない事実です。そんななかで、例えば、自然災害等で「停電が発生した」ことを想像してみてください。有線インターネットも無線の据え置き型ホームルーターも使えず、辛うじて携帯電話向けの通信電波だけが飛んでいて、スマホで受信できるという状況だったとします。

それが、短時間であれば、スマホ本体のバッテリー残量が多ければ、問題ないでしょうし、バッテリー残量が少なければ、普段使いのモバイルバッテリーで充電してやれば、やり過ごすこともできるでしょう。しかし、それが、2日以上、自宅にいて局地的にでも停電が復旧しなかったりしたら、どうでしょうか?そうなれば、ノートパソコンやタブレット端末も使えず、全く情報が入ってこなくなってしまいます。

停電すれば、当然その他の家電…照明が消えてしまいますし、冷蔵庫も止まるし、エアコンも使えないし、TVも観れません。そういった状況の中でも、最悪、情報だけは欲しいものです。もし、自宅が物理的に壊れたり、水が浸水するような類の災害でもなければ、なるべくなら、他人様と一緒に寝食を共にする避難所生活や、車中泊は進んでやりたくはないものでしょう。

水や食料の備蓄はその際に非常に役立つはずです。ポンプが動かなくて上下水道が働かないようなら、トイレ対策も必要です。風呂よりもトイレ。飲料水も大事ですが、トイレについての対策をやはり考えておく必要はありそうです。

話が逸れました。電気であれば…そしてIT機器用のような比較的消費量の少ない電力だけでも確保するのであれば…最近流行りの「キャンプ・アウトドア用品」にヒントがありました。皆さん、「ポータブル電源」というのをご存知でしょうか。ガソリンを使う「小型発電機」とは違い、予め家庭用電源やシガーソケットから、大型のリチウムイオンバッテリーに電気を充電させておいたもので、出力として、USBソケットや家電用コンセントを供えています。

出力が大きい家電に対応するものほど、サイズも大きくなり、価格も決して安くはありません。しかし、家庭に小さいものでも一台充電して保有しておけば、車に載せて移動先で使うこともできますし、もちろん、自宅が停電しているときなどでも、複数人の家族が同時にスマホに充電できたり、扇風機のような、電力消費の小さい家電であれば、プラグをポータブル電源のコンセントに挿入して動かせます。スマホへの充電に関しては、扇風機を回しながらとか、据え置きホームルーターに給電するのと同時にできるものもあります。そして、複数日に渡って停電しても、10回以上余裕でスマホに充電できるようなので安心です。

そして、続いては停電して照明が使えない問題。乾電池式のLEDランタンが安くて千円程度でありますが、乾電池の寿命が切れたり、入れ替える電池を切らしていたら、アウトです。そこでまた、「アウトドア用品」として売れている、USB端子で充電して使うタイプのランタンが役に立ちそうです。ポータブル電源から給電を受ければ、乾電池をいちいち用意し続ける手間が省けます。

…というわけで、今回、「自分にもできる停電対策」として、画像にも載せている、「最大200Wの家電に対応するポータブル電源」と「一度の充電で最長350時間連続点灯できるUSB充電式LEDランタン」を調達してみました。自分の予算では、今はこのくらいの準備が精一杯でしたが、もちろん、家族全員共用で使うつもりです。

日本は一見、公共インフラが充実しているようにも見えますが、電力は現在、化石燃料に大半を依存しないと安定供給ができない状態になってしまっていますし、水道も電気設備を必要とします。水道管自体も、最近特に老朽化したと言われて久しく、まとめて言ってしまえば、全てのインフラが、弱点を抱えつつ、皆がだましだまし使い続けている状況だと思っています。

現在の総理大臣が、「一層の省エネと、節電を」と国民にも呼びかけました。これに関しては、政策次第で国民が無理して節電しなくてもやっていけるとは思うのですが、「現在の状況」に対応する、つまり、ここで「生活防衛」と繋がるのですが、本来なら不必要な心配も、現実化する可能性を想定しなくてはいけないこともあるということを言いたくて、それにはそれなりに準備をし過ぎて無駄になることは無かろう、と考えます。

主に家庭の電力供給の途絶時の最低限実行可能な対策を中心に考えてみました。長期的視点に切り替えると、過去記事にも上げたような、食料の備蓄や財産・資産の保全なども考えなくてはなりません。それについては、また今後も書いていくとしまして、今回は、低所得者でも出来る、当座の災害対策&生活防衛策として、自分の実行した関連物品の購入談も絡めて、記事にしてみました。

今後しばらくは、「健康維持管理」「生活防衛」をテーマとした記事を多く書くことになるかもしれません。僕も勉強途上ですが、少しでも多くの一般庶民の方々と、私の書いた記事内容を共有することができれば幸いです。

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