「あなたに何ができますか?」病気と自分の低能力を思うと…(2021.11.15)

仕事

僕も蓄財して、老後に備えたい気持ちは普通のサラリーマンと同じく、持っているのですが、精神障害者であるが故と、僕自身の働き方への趣向、働く能力などの要素を見つめると、いろいろと現実問題としてお金を稼いでいくことの難しさを感じざるを得ません。

先日土曜日は、平日毎日のように出かけている、立ち寄り処とは別の、親戚の事業所に行って、事務補助、簡単に言えばPC事務作業を報酬をもらって朝から午後まで、やりました。月に2度くらいしか行く機会が無い場所なのですが、仕事内容は頭の中に入っていて、指示されたことは、こなせます。

ただその日は、かなり疲れが出てしまって、それでいて、母親に「なかなか毎日のように事務仕事をしていくことは、肉体的・精神的にきついので、月2日くらいしかできないと思う」と話しました。

職場環境的にも、社長と2人きりで勝手知ったる間柄の人としかいない場所で、気持ちの上で安心して仕事ができるからこそ、働くことができている気がします。

母親からは、「料理・洗濯・洗い物・ちょっとした家の部分の修繕仕事、それが自分でできるようになって、一人で暮らしていく力をつけてほしい」と会話になるとよく言われます。「洗濯や洗い物はできても、料理は苦痛でできない」と返すと、「料理を作るって、自分のために作ればいいんだから、楽しいと思うけど…学生時代の自炊が大変だったのは…今は統合失調症の薬も飲んでいて、その当時と違って、治療をしているんだから、そのころがきつかったことは、忘れてしまいなさい」と言いました。

でも、僕の精神的・肉体的な易疲労性は、抗精神病薬ではあまり改善してきたようには思っていません。「僕には、料理を作ることは、今でも苦役でしかないんだよ。お米を研いだり、野菜とかを刻んだり…そういうことだけで『ああ、疲れた』になっちゃって、同時並行でいろいろな料理作業をやるなんて、そんな芸当はできないから、学生時代同様、午後6時から調理を始めて、途中で疲れて横になってしまって、9時ごろに目が覚めて夕食づくりを再開して、ようやくできるようなことにしかならなくて、疲れ果ててしまうと思う」と話しました。

母の思うようには、自分の家の中での活動内容が、発展していきそうにない…こういう話は、2人で幾度となくやってきました。「じゃあ、あなたは何ができるの?手先を使った仕事は苦手だし嫌だって言ってるけど。事務仕事だって、零細企業だったら『今日は体調不良でできません』では使ってもらえないし、家の中のことができないから、仕事だけ外でしてくるだけでいいの?だいいち、あなたにできる仕事なんて、無さそうなんだけど」という話になりました。

「あなたに、何ができますか?」…技術を磨こうにも、何かを思いつこうにも、ちょっと不慣れなことをしただけ、あるいは何かを思いつくために考えるだけでも、疲労がすぐに出てきてしまうため、今は「何もできないですね」と答えることしかできません。「何かできるはずなんだけどね」と母親に言うと、母親にはすごく心の負担になってしまうらしくて、「こんな雲をつかむような話は、母に言ってはいけないな」と思いました。

八方塞がりで、絶望感しかありません。「夢」はあるんだけど、その実現は遠いものになってしまっています。

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