即物的で良いので、積極的な希望を持とう(2021.10.19)

健康

もうすでに故人となられましたが、渡部昇一さんが、以前書かれた本の中で、「義理堅い人や人のために世話を良くしていた人が、これといって良いこともなく、悪性の病気で亡くなったりした例を知っています。人のためには良く尽くすのですが、自分のあらまほしき姿、自分がどうなりたいか、積極的な希望を持っていなかったというのが共通しています」というようなことを書かれていたのを読んだことがあります。

「自分がどうなりたいか」などというと、人によっては立身出世のようなことをイメージしてしまうのかもしれませんが、ここで言われているのは、そういうことではなくて、「美男美女になりたい」とか「頭脳明晰になりたい」とかちょっと高尚なことに始まり、果ては「金持ちになりたい」「おいしいものが食べたい」といったちょっと卑近なことに至るまで、自分の「こうありたい!」という願いを常に頭の中で刻印した人が、結局はそれに限りなく近いことを実現できたり、自分がそのようになれたりするのことがかなりの高確率で起こるのだ、ということを仰っていたようです。

そのことについて、母親と話す時間があったので、話してみました。母親は「それを真似してみたらどうだい?」と言ってくれました。「やることがない、と言ってばかりいたら、永遠に、死ぬまで、『やることがない』と言い続ける人生になってしまいそうな気がするよ。その渡部さんの法則を用いて、手近なことで良いから、イメージの力を使ってみたらどうかしら?」と言いました。

母親には、イメージするとそれが本当になるような話をしたら、以前は「宗教みたいね」と一笑に付されていましたが、今回はちょっと違っていました。

「金持ちになりたい」では、念じていていつになったら実現するのか、という気になってしまうかもしれないから、もう少し手近なところで」というのが、母の話でした。例えば、「うまいものが食べたい」とか「健康になりたい、美肌になりたい」といったことがそれにあたるかもしれません。発展させて「美男になりたい」でも良いでしょう。ちょっと時事問題とか、日本が危機に瀕しているからとか、外的なことは忘れて、自分についてのことを少しでも良い方向に向かうことを希望して、そうなった時の自分の嬉しがっている姿、笑顔でいる自分、などをイメージしていることは、実は大切なことではないだろうかと内心思いました。

病身の自分でも、諦めなければ、ある程度、イメージしたような姿や願望に近づくことができると信じてみようと思います。潜在意識を使う、ということなのですが、それを活用して、「何もすることが無い」と毎日をつまらなそうに過ごしている自分から脱してみようと思いました。

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