病気のことだけで頭の中がいっぱいに(2021.9.9)

健康

ここ数日、家の中で、自分の病気の話ばかり、しかも同じような話ばかりを、母親にしていたので、母親が参ってしまい、僕が母親の作る夕食を待っているときに、「聞いていてしんどいので、なんとか話をやめてくれないか」と言われるまでになってしまいました。

僕も、躁うつ病の治療の成果が、統合失調症の治療の時のようにすぐには出ないので、どうにもならない苦しさを、母に繰り返し、場面も何も考えずに、自分の気の赴くまま、言っていたことを反省しました。ただ、親からの「もう、いっぱいいっぱいだよ」といった反応で、自分にもようやくブレーキがかかり、夕食中から大人しくなりました。暴言を吐いたりしているわけではありませんが、病気の話を何度も繰り返すことは、両親にとっては重くのしかかることで負担を与えてしまうんだ、と思いました。

さて、話は変わりますが、躁うつ病の治療のほうですが、診察日はあと少し先なので、炭酸リチウム等を飲み続けて、良い変化を待っている状態です。昨日あたりから、自分の行動に変化が出てきました。外出するときの歩き方、といった意外なところにもその変化を見つけることができます。いままで、なんとなく上半身・下半身ともども、かなり力んで歩いていて、ぱっと見では「なんか変な人だ」と思われても仕方がないような様子だったんです。

それが、昨日は、余計な力が入らず、とぼとぼと、自然体で歩いている様子で、母親にも、歩いている様子を後ろから見ていてほしい、と頼んでおいたのですが、「普通です」といわれました。これは、躁状態で頭の中で気持ちが自然と高ぶると、力んで歩いてしまっていたという感覚を持っていたので、躁状態が幾分緩和されてきているのだと判断しています。

それから、近所の親戚の会社に立ち寄って、昨日などは午後からは閉店時まで滞在していたのですが、普段なら、椅子に座って黙っていると、頭の中で自然とフラストレーションが溜まって、イライラ感が出て来ていたのですが、あまり喋らない状態でも、体をゆすったりすることもなく、落ち着いて最後まで座っていることができ、そこにも躁状態の緩和している兆候を見つけることができました。

炭酸リチウムを服薬し始めて、1週間ぐらいになっているわけですが、ようやく、いくつかのポイントで躁状態の改善をみることができてきていて、正直やっと薬が効いてきているんだな、と安心感が出てきました。

話を最初の方のものに戻しますが、僕は今の主治医になって、本当に困っている精神症状をうまく言葉にして伝えられるようになりました。頭の中で起きていることを言葉で表現することは、技術もいるような気がしますし、思った以上に難しいんです。

冒頭の母親とのやり取りの件でも、「前には、そんな病状や表現で自分のこと、言ってなかったと思うよ。以前の先生にもそんな話言ってなかったでしょ?だから、最近のあなたの口ぶりから、最近病気が悪化したのかな、とこっちは思っちゃった」という話も出てきました。

全ては頭の中で起きていることですから、家族の中でも、患者本人の本当のところを掴むのが難しいわけで、しかも、治療途上であれば、揺り戻しもあるので治療の途中の状態で自分の苦しさを親に吐き出してしまったら、親の立場にしてみたら、どうしようもなくて、聞いている親の方も苦しくなってしまうでしょう。

ここ最近、自民党総裁選とか、チャイナコロナウィルスの件とか、いろいろと世の中では動きがあるのは承知していますし、逐一SNS等でチェックもしているのですが、自分は主に躁うつ病のことばかりが主な関心事になっていて、頭の中で一杯になってしまっているのが現状です。「早く改善を見たい」という気持ちが強くなりすぎているのだとも思います。

こればかりは、薬が効くのを待つしかなくて、焦っても仕方がないのですが、世の中のことはなるべく考えず、治療のことだけ考えたい、というのが本音です。ただ、そうなってしまうと、親の前で病気の話ばかりしてしまう結果になりかねません。統合失調症のことについては、のほほんと話していられますが、躁うつ病の話題は、頭の中での気持ちの変動の話ですから、ついつい力がこもってしまうようです。

毎日、夜7時間以上ぐっすり眠って暮らせているのが救いのような気もします。親へ負担をなるべくかけないで、自分の気持ちの波も穏やかになってくれて、家族全員が幸せになってくれる未来を目指したいです。

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