低すぎたVIXと今後の相場への対応策

3月22日のNY株式市場は、ダウ平均株価が-1.77%下落しました。欧州、特にドイツの景気指標の低水準だったことが欧州株式の下落を誘い、そのあとの米国の景気指標も振るわなかったものが多かったことから、NY株式は引けにかけて下げ幅を拡げました。

VIX(恐怖指数)関連の先物のショートが大きく積み上がっていたことも、下落を誘う要因であったと指摘されています。要するに、VIXが低すぎた、というわけです。

私は、2月までの株高のあと、アナリスト方などの警鐘を鳴らす話に耳を傾ける機会が何度かあり、3月・4月は警戒心をもって相場に臨もうと思っていたので、素早く対応できました。

22日金曜日のNY市場の寄り付き付近で、保有していた米国上場株群を全て成行売りで利確した上で、新興国株3倍ベアETF(EDZ)と米国金融株3倍ベアETF(FAZ)を買付けし、日計りで高値で利確しました。

今後の対応ですが、今回も「2019年VIXショック」になるのであれば、昨年のVIXショックの経験から、2週間ほど続落に警戒する必要があるように思います。昨年のVIXショックでは、世界中の株式が等しい率で下がったような感覚でした。今回のリスクオフの方向を占ううえでは、新興国通貨の様子を観察したいと思います。

昨日の異変に気がついたのも、ドル円が円高に傾いたことはもちろんですが、堅調だった新興国通貨群が、雪崩を打ったように円高になったことが、私に警鐘を鳴らしてくれたと思っています。昨日の欧州時間帯からの動きは、普段の軽い調整相場とは明らかに違う、ただならぬ雰囲気を感じました。

新興国通貨群と米ドル円の動向は常に意識しながら、その日のNY市場の動向を予測し、必要があれば、ベアETF群を今後も活用していきたいと思っています。

また、留意しておきたいのは、今回の相場下落はリセッション入りを示唆する相場の動きではないということでしょうか。カンファレンスボードの景気先行指数は上向きへと復帰しましたし、米国の景気はまだ当面は持続すると思われるところですので、相場が底をついたと思えば、インド株をはじめとした外国株式群への投資を再開したいと思っています。

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コメント

  1. daily082 より:

    相変わらず素晴らしいですね!

    • とらのすけ より:

      082さん
      いつもご覧くださってありがとうございます。
      今回は比較的動きを予想しやすかったですし、ヒントを事前にアナリスト方からもらっていたので、スムーズに事が運びました。
      問題は今週からでしょうか。下げが本格化するのか、短期で止まるのかがよく分かりませんね。
      とりあえず、キャッシュがたくさんできたので、明日以降また状況を見て考えます。