私は、現在3連複フォーメーション30点弱の馬券を買うことが多くなっています。
秋競馬になると、配当が固く収まることが多くなるとデータでも出ています。私の3連複の獲得配当も、御多分に漏れず、秋の深まりとともにしょぼくなっていく一方です。
結局、前節(2018/11/10-11)は、万馬券を1度もとることなく終わってしまいました。
そんなわけで、3連複では購入点数は晩秋以前のままで配当は大幅減少なので、買い方や券種を変えなくてはいけないと思いました。
ここで、的中確率というものを考えてみます(フルゲートの18頭立てのレースを想定)。
3連単は18×17×16=4896通りのうちの1点が的中馬券となります。
3連複はその6分の1の組み合わせ数ですから、816通りのうちの1点が的中馬券。
さらに、3連系へのステップとなる、ワイドは18×17=306通りのうちの6点の順不同、つまり、51通りのうちの1点が的中馬券です。
3連単の的中率は4896分の1、3連複の的中率は816分の1、ワイドは51分の1。
このうち、現在議題に挙げているのは3連複です。今回は、3連複馬券からワイド馬券に移行したら、買い目をどのくらい減らしていいのか、検討してみます。
全パターン数が816通りから51通りへ大幅に減るのですから、買い目は大きく減らせそうな気はします。816÷51=16で、16分の1に減らして良いことになります。
買い目を減らせるぶんの減る配当額はどうでしょう。一般的なサンプルレースを探してみますと、私が先日的中をしていた、2018年11月10日の京都1R、15頭立てのレースがありましたので、これを見てみます。
15頭立てですので、3連複の全通りは455通りです。そのうち、26通りを買っていますから、5.7%程度のパターンはカバーしたことになります。
これをワイド馬券に置き換えますと、35分の1が的中馬券です。35通りの6%をカバーすることにすると、2通りしか買えなくなってしまいます。
とりあえず、それは横に置き、次に、配当額を考えます。ワイドは3通りの的中があるのに対し、3連複は1通りしかありません。ワイドの一番配当の安いもの1つと、3連複の配当を比較してみます。
京都1Rの3連複の配当は5,940円でした。一方、ワイドの一番安かった配当は430円でした。
13.8倍の開きがあります。455÷35=12.7(倍)ですから、まずまずバランスはとれています。
また、今回、私の3連複の買い方では、7番を軸にしています。私が同じアプローチで買い向かい、7番からの1番安いワイド馬券を的中したとすると、830円で、5,940÷830≒7.16(倍)です。
なんとなく、ワイド馬券の方が割がよさそうな気がしてきます。
先程、3連複の買い目はワイド換算で2点買いになってしまうことに少し触れました。しかし、配当は馬券の買い目減少以下の減少になる可能性が高いと思えます。つまり、今回例に挙げたレースの場合、ワイド1頭軸2点買いを倍の4点買いにしても良いかもしれないのです。
というのも、7番と11番の組み合わせは830円ですが、7番と10番の組み合わせは1,900円なのです。合計すれば、2,730円の受け取りとなります。
今回組んだ3連複のフォーメーションを見てみると、たまたまではありますが、1列目(軸馬)と2列目4頭だけで3着馬まで完結しています。7番軸のワイド4点流し、というのもアリではないかと思いました。私は、だいたい、そこそこ不人気な馬を軸に据え、2列目に上位人気馬(1桁オッズ中心)4頭ぐらいを置き、最後にその馬たちに加えてさらに不人気な馬を付け足す3列目を作るというのが恒例となっています。
3連複の破壊力が大きいのは、その3列目のうちの不人気馬が複勝圏内に入ってくることで高配当になるためですが、ワイドの場合、なかなかその3列目のみにいる穴馬を軸とするのは難しいと思います。そのような馬ばかり軸にしていたら、的中率は大幅にダウンし、収支も悪化しそうです。
それよりは、3連複で言うところの、1列目を軸とした2列目4頭へのながし(計4点)でおさめて、3列目穴馬との高配当の組み合わせは思い切って捨てる、というのが妥当だと思いました。こうすれば、1レースの予算を3千円弱から4百円へと大幅に削減できます。勝負をしたいときだけ、3連複を使えばよいことになりそうです。
早速次の土曜日から、実践したいと思います。
コメント
的中確率の計算は面白いですね。競馬をやる人はよくそういう計算をするのでしょうか。
よく分からなかった部分もあるのですが、ワイドにすると「1レースの予算を3千円弱から4百円へと大幅に削減」できるというのがすごいですね。
「よく分からなかった部分」というのを、ぜひとも教えてください。加筆修正してみたいと思いますので。
まあ、今までと同じ配当額を得ようと思えば、ワイドを100円だけ買っていたのでは足りません。購入額を7分の1にしたのですから、同じ金額の配当を得ようと思えば、3連複を100円買っていた人は、ワイドを1枚あたり400円とか買わないと同じになりません。
今回は、私が少額で持続的に競馬をするにはどうしたらいいのか、という視点で考察したものです。
私の場合、競馬の基本的な事もわかってないのと、長文だったので、読んでいて途中で集中力が切れてしまいました。多分、競馬を知ってる人が読めば問題ないのだと思います。
一応、私の集中力が切れてしまったのは、7.16倍となる説明のところからですが、今度またじっくり読んでみます。