個人投資家って、ETFでの存在感はどのくらいのものか

東京証券取引所に上場するETFは、かなり種類が増えてきています。投資主体はさまざまですが、インデックス投資が一部個人投資家の間で流行し続けていると僕は思っていたので、ETFの受益権口数に占める個人投資家の比率は、どうなっているのか、調べてみたいと思いました。

そこで、東証のホームページで古いデータですが、資料を見つけました。

ETF受益者情報調査結果(2017年7月)

URL: http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/examination/tvdivq0000001x67-att/ETF_201707-j.pdf

日経平均やTOPIX等に連動するETFについて見ていきます。

まず、受益者数ですが、個人が圧倒的で、97.7%が個人の保有でした。一方で、受益権口数になると、個人の存在感が大きく薄れて、個人は日本株指数ETF全体の6.8%との保有割合にとどまっているようです。

純資産総額を見ても、個人は割合・金額を落としており、ETF全体の純資産総額は2016年から2017年にかけて大幅に増加(+59%)しているのに、純資産の割合では3.9%、金額でも減少となっています。

個人は、投資主体としての日本株への投資金額も少ない上に、ETF投資でも存在感が薄いことが明らかになった格好です。

日本株指数連動型ETFは、日銀が大量に買っているので、受益権口数・残高の増加はほとんど日銀に負うところが大きいでしょう。ただ、最後の個人の「金額が減少」というのはひっかかります。

もちろん、個人投資家がインデックス投資をする場合、投信(インデックスファンド)も選択肢としてありますので、個人の日本株ETF投資=個人のインデックス投資ではないのですが、案外日本株への日本国民の投資は、金額が少ないことを感じました。

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コメント

  1. daily082 より:

    指数連動ETFというと、今は日銀がほとんど買ってしまっているんですよね?

    • とらのすけ より:

      そのことにも記事で触れようと思ったのですが、ETF残高の増加分は日銀が食ってしまっているのは理解できるものの、個人が残高を維持できずマイナスになっている点の方が重要だと思い、最後の部分でそのことを書くだけにしました。